創業明治38年、洋食&カツレツが有名。
宮内庁料理人だった初代がミラノ風カツレツを天ぷら式に揚げたのが元祖カツレツの始まりとのこと。
現在の御徒町駅界隈では違和感を感じるくらい風格ある構え。
平日18時、客の入りは8割ほど。すんなり2階の窓際テーブルに案内頂き、まずは「ビール中瓶(キリンラガー 756円)」とお通し(ぬた)で潤す。
待つこと10分ほどで「カツレツ登場(2700円)」。「ご飯セット(ご飯、赤だし、漬物)」は別料金(540円)とのこと、もちろん注文。
ロースは脂身を除きラードとして使っているとの事。サクっと揚がった衣を纏ったロースはちっとも重たくなく肉の美味しさが品よく詰まっる。右端にはコソッとポテトフライ。
そのまま何もつけず、次は塩、最後にウスターソースで頂く。どれも文句なし、ビールもご飯も進むくん。
カツレツだけでなく、ご飯も赤だしもなかなかのもの。漬物も秀逸で茗荷のアクセントが効いた胡瓜をコリコリ頂きながら、カツレツ最後の一切れをしめました。
味も佇まいも居心地も大人のお店。ちなみにご飯はお代わり無料。