1・1・1でほろ酔い気分。

食べ歩きの記録。1時間1杯1千円ぐらいがほろ酔い気分で丁度いい。

古月(再々訪):新宿御苑

ランチがとても美味しく、いつかは夜提供の「季節の養生コース」を味わいたいと思ってました。

毎年夏に食が細るので、このタイミングで夏に備えておこうと、盛夏の養生コースを事前予約して楽しんできました。

 

 

中医学の考え方を踏まえた「清熱解暑」、「補気」、「慈陰」、「利水化湿」に効能のある食材を用いたコース。

 

年々厳しくなる暑さから体を守る為、胃腸に負担をかけず、体の熱を冷まし、水分を補給する食材を使っているとのこと。

 

 

 

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「果実酒 金柑ソーダ割り」

ストレス解放効果が金柑にはあるそうです。

食前酒としてたくさんある果実酒の中からこちらを選択。

 

 

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「前菜四種盛合せ」

万願寺とうがらしピータン、ボタンエビと枝豆、蒸し鶏、茗荷と木耳。慈陰(体液を補う)効果の食材たち。

 

 

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「海鮮の湯引き 香港レモン風味」

ばい貝と烏賊という好物登場で心躍る。

 

 

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「季節の養生スープ 冬瓜の蒸しスープ」

鶏肉と椎茸が入った滋味深いスープ。冬瓜には下熱と体の余計な水分を排出する効果があるそう。冬瓜の淵をスプーンで削いでスープと共に頂きます。

 

 

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「馬肉と西瓜の生春巻き」

ちっとも水っぽくない。瑞々しくてとても新鮮な味わい。馬肉は清熱解暑効果。

 

 

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「豚スペアリプと話梅の煮込み」

この組合せにも驚き。甘い中に程よい酸味。付け合せはカリッと焼かれたさつま芋とパパイヤ。

 

 

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「冷やし坦々麺」

とても涼しげで程よい辛味。箸が止まらない美味しさ。お代わりが欲しくなる美味さ。

 

 

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「烏龍茶」

デザート前の小休憩。茶葉は失念…、目の前で茶器・茶具を温めて丁寧に出してくれます。この香りに癒されました。

 

 

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「亀ゼリー」

3種のデザートから亀ゼリーを選択。ちっとも癖がなくとても美味しい。初めて食べたけどなかなかの味わい。

 

 

ただ食べてるだけでも美味しさの感動があるのに、食材や調理に体を労る考えがあるのだから、感動が倍。5200円/人也、季節を変えてまた来よう。ちっとも胃もたれがないのも嬉しい養生コースでした。