大きな窓から店内の様子がよく見える。
コンクリートの床、シンプルで無駄のないテーブルが3つ。壁にしつらえた本棚から店主の拘りが伺える。
寡黙で余計な事はしなそうな印象の店主。後で調べたら著名なカレー研究家と親交のある方のようだ。
「ポーク ビンダルー(1050円)」
チキンカレー、海老とマッシュルームのカレーもあったけど、こちらに惹かれ注文。
シナモンのような香りとレーズンのような甘さを感じるルー。
味わいの深さに驚き味わっていると、急に胡椒が爆ぜたようなスパイスの刺激。
これがなかなか癖になる。痺れが続くことはなく、スーっと引いてまた口にしたくなる。
酸味と旨味、そして辛味のバランスが素晴らしい。
スパイスでヒリヒリする事なく、食べ終えると後口スッキリ。そして、付け合せの香物が抜群に美味しい。
他のメニューも気になる、再訪の予感。