夫婦お二人で営まれており、カウンター10席のみのお店。牛込神楽坂駅からすぐの所にあります。
カウンターのみながら席と通路にゆとりあり、居心地良い空間です。接客はいい意味で合理的かつ程よい距離感。グラスが空くと気持ちの良いタイミングで飲み物メニューを持ってきてくれます。
BOLT(ボルト)(神楽坂/フレンチ(フランス料理)) - ぐるなび
生ビール(マスターズドリーム)と赤ワイングラスを頂きながら以下の品を楽しみました。
最初に説明があったのですが、メニューから4~5品が丁度良い量とのこと。また、人数分に取り分けて提供してくれるそうです。とてもありがたいですね。
一品いっぴん丁寧に作っているのがカウンター越しに見えるので、食べるのがとても楽しみです、調理の様を眺めるのもとても楽しい時間でした。
「いくらのゲヴェルツマリネ、セルベルドカニュ、吉田パン」
お店の自慢の品なのかしら。事前に読み込んだネット情報でよく見かけたし、他のお客さんも皆注文していた。
「イクラってこういう食べ方出来るんだ」と感じた香り高い品でした。
「鱈白子 焦がしバター」
表面カリッ、中はフワフワ。そして熱々。
バターの香りと酸味の効いたソース。
口にした瞬間、「美味しい」と口にしてしまった。この日1番のお気に入りの品。
「マジメ鴨」
ナイフをあてるとムチッとした弾力。でも口にすると柔らかい。重たくなく味わい深い。シェフの腕が凄いんだと思います。
「油ぞーめん」
出汁の味わいとピリリとした辛味のアクセント。メニュー記載通り別腹の一品。締めにピッタリ。
「紅茶のクリーム・ブリュレ」
これは紅茶の香りが感じづらく個人的に残念だった。
ボルトのカトラリーレスト、食器やカトラリーも素敵でした。さり気なく拘りを感じさせるお店でした7250円/人也。
お勧めの品数を最初に説明するあたり、客単価を安定させるなかなかのテクニックだなぁ。そんなことにも、いい意味で感心してしまいました。
他にも気になるメニューがあったので、機会があればまた訪れてみたいお店です。