畳敷きの店内はテーブル席と掘りごたつのカウンター席。
カウンター端に案内いただき、おつまみ有りのコースと無しのコースをどちらにするか尋ねられる。
旅の目的のひとつとして、天草の魚介を味わうべく、こちら奴寿司を予約していたので、迷うことなくおつまみ有りのおまかせコースをお願いする。
お酒も色々あったけど伺う前に本渡をレンタサイクルで観光してたので、喉がカラカラ。
キリンラガーの中瓶を頂き、以下、おつまみと握りを楽しませて頂いた。
「牡蠣」
「鮪のかま」
「平目」
この後に「たいら貝の磯辺巻き」
「真鯛の白子の茶碗蒸し」
どのおつまみも美味しかったけど、これがダントツに感動があった。
「のどぐろ」
「紫雲丹」
握りではこれがピカイチはまった。
雲丹ってこんなに美味しかったんだ、とこれまで味わってきた雲丹とは味わいも香りも次元が違った。
「平目」
「真鯛」
「あおりいか」
のっているのは雲丹塩とのこと。
「鯛の胡麻だれづけ」
「車海老」
これも美味しすぎたねぇ。
大きいし、香りはいいし、程よく甘い。
「カマトロ」
「中トロづけ」
「鯖の棒ずし」
「クエと雲丹」
クエの下に北海道と天草の雲丹が潜んでます。
「カンパチの炙り」
途中、「赤だし」を頂き、デザートに「和三盆パンナコッタ」。最後のデザートまで驚きがあるし、おつまみの器もそれぞれ洒落ている。
大将は気さくで優しく、いい具合にほっておいてくれる。この距離感は個人的に居心地よい。
そして、この品数を約90分で楽しんだわけだが、ほかの店より気持ち早いこのペースが、なんとも爽快だった。
これだけ楽しんで、11400円/人也。満足しかない。
二部制ではないようで、しかも回転が良い。次々と予約客がおとずれていました。
天草に行くことがあったら、間違いなく再訪するだろうなぁ。