バラエティ番組でこちらの「のどぐろ炙り丼」を知り、予約のうえ訪問しました。
新潟駅からお店までそれなりに歩きますが、繁華街から商店街へ抜けながら、うつりゆく街の雰囲気を楽しむのも良いものでした。
予約時間より若干早く着いてしまったのですが、女将さんが出てきて通してくださいました。
カウンターでお茶を飲みながら出来上がりを静かに待ちます。ほどなくバーナーでのどぐろを炙る音が聞こえ、気持ちが高揚してきます。
「のどぐろ炙り丼(2530円)」
一面にのどぐろが敷きつめられた丼は圧巻。炙られた皮目の香りが香ばしく食欲をそそります。
「味を付けていないので、塩か山葵醤油を使ってお好みでどうぞ」、とのこと。
始めは塩で頂き、続いて山葵醤油。どちらも美味しいですが、山葵醤油の方が相性が良いと私は感じました。
身はフワフワでとても柔らか。脂が濃厚なイメージでしたが、そんな事はなく淡白な味わいでした。
そして、さすが米所・さすが職人の技、シソが散りばめられ酢飯が甘く爽やかで素晴らしかったです。
味噌汁には海老の頭がたくさん入っています。海老の出汁がじんわり胃袋に染入りこちらも満足の味わいでした。