首都高を挟んでANAインターコンチの向かいにお店はあります。
静かな住宅街の入り口、マンションの3階にあるせいか隠れ家的で落ち着くお店でした。
お任せは21品、事前に調べるとなかなかの量に見受けられたので、握りの数はがお任せと変わらない11貫・品数が18品の赤坂コース(15000円)を予約しました。
「蛤の出汁」
「茶碗蒸し 菊の餡掛け」
「黒むつ 北寄貝」
「ガリ」
お酒はおさえ生ビール2杯注文しました。マスターズドリーム(900円)でした。
「太刀魚」
「白子のフライ」
出汁で崩して、残り半分はシャリを加えて。とても爽やか。鮨屋でフライはとても斬新。
「毛蟹(5000円)」
コースとは別に勧めていただいた毛蟹を頂きました。身がぎっしり詰まっていて、上にかかるジュレとの相性も良かったです。
11〜12月は香箱蟹になりますが他の月はあるそうです。あとでHPを見てこちらのシグネチャなのかしらと思いました(会計からお値段を逆算して価格に驚き…)。
「平貝」
「春子鯛」
こちらの握り、シャリがとても好みでした。
赤酢が程よく、酢飯の硬さも柔らかすぎず、何より小ぶりなのがよかったです。鮨種にはこだわりが感じられ、どれもとても美味しかったです。
「すみいか」
「鯵」
「白海老」
「小肌」
「赤身漬け」
「大トロ」
「馬糞雲丹」
「べったら漬」
「穴子」
「干瓢巻」
「味噌汁」
店主はとても親切で気さくな方でした。
いろいろと話を聞くことができ、店主の哲学を感じました。
「玉子」
「嶺岡豆腐」
サービスで頂きました。千葉鴨川の豆腐。徳川吉宗が豆腐を食べたいと所望し、大豆とニガリの代わりに、牛乳と葛を代用したと言われているそうです。これは生クリームとトウモロコシ。デザートにうってつけの美味しさ。
とても居心地の良い2時間でした。
これからがとても楽しみのお店です。季節を変え、また赤坂コースを楽しみたいです。