1・1・1でほろ酔い気分。

食べ歩きの記録。1時間1杯1千円ぐらいがほろ酔い気分で丁度いい。

sio:代々木上原

ミシュラン一つ星のフレンチ。一ヶ月前にお店のホームページから予約。ディナーコース(11000円)にアルコール・ペアリング(6000円)をつけてみた。

 

 

著名なクリエイターに依頼したロゴやBGM。拘りのカトラリー、タオル、内装。イケメンのスタッフ。オーナーの拘りが詰まったお店だ。

 

それでも格式ばった所はなく、カジュアルな雰囲気で料理を楽しむことが出来る。

 

 食材の組み合わせが面白く、どの品も丁寧に調理され、なかなか美味しかった。

ペアリングもワインに留まらず、興味深い内容だった。

 

 

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「大山鶏と小松菜のスープ」

 


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「馬肉、ビーツ、フランボワーズ」

クミンがほのかに香り食欲が湧く。シャンパンを合わせて。

 


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「烏賊とカリフラワーのフリット

下に敷かれた蛍烏賊のソースが憎らしい美味しさ。白ワインとあわせて。

 


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「牡蠣、林檎のコンポート」

蛤のクラムチャウダーとヨーグルトソース。オレンジワインとあわせて。

 


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「手打ちラビオリ、アンチョビ」

なかのじゃがいもが驚くほど甘い。芋焼酎のカクテルとあわせて。

 

 

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「鮭のリゾット 蕗とホワイトアスパラ」

ほのかな蕗の苦味がくせになる。日本酒とあわせて。

 


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「熊本産豚ロースのロティ」

驚くほどしっとり、噛み締めると優しい甘さ。付け合せの小松菜と椎茸も美しい。赤ワインとあわせて。

 


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「苺、甘海老のパスタ」

グレープフルーツの酸味がアクセント。ペティアン赤とあわせて。

 


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「ガトーショコラ、マスカルポーネ、オリーブ」

 


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「ブリアサヴァランの塩アイス」

これは噂通り素晴らしかった。

 

 

どれも美味しい。

ただ、1品毎の説明が気になってしまった。いい意味で丁寧なのだが、個人的に講釈が長く、早く食べたくて辛くなった。

 

あと、「客単価2万円で満席にする事で、スタッフにい給料を払え、独立支援ができる」とオーナーへの取材記事を読んだ。

 

なるほどと感じつつ。

ポーションに対しなかなかの価格。技術料と見れば納得もするが、サービス料10%、さらに消費税10%となると…。

 

感じ方は人それぞれだけど、19360円/人也。